※2014年4月23日
鈴木家の近くにあるベニシダレ桜は樹齢およそ60年といわれています。
鈴木家10代当主守雄氏は「立屋の桜」の実生の台木に接木された桜を育て、この地に植栽。やがて色濃いペニシダレ桜として成長し美しい花を咲かせるようになりました。以後守雄氏はこの木を丹念に育て上げるとともに、長寿である「立屋の桜」の実生の苗木を台木にしてこのベニシダレ桜を接木し、長年かけて70本余りを植栽してきました。
今日開花時には桜山は紅色に染まり、鹿島槍ヶ岳を中心とした北アルプスの山々に映え、全国から多くの人たちが訪れるようになりました。
おの功労を称えられ守雄氏は2006(平成18)年に(財)日本さくらの会より顕彰されました。
※番所の桜ライトアップ